僕と彼女。

20時でも明るいね。
バスの出発の時間まで
彼女と会えたよ。
久しぶりに会った
彼女はショートカットにしていて
とても似合ってた。
猫っ毛で天然の髪の毛。
僕は
針金のようなまっすぐの髪の毛。
髪の質にも優しさや性格が出るのだな。
疲れてない?
大丈夫?
体を冷やしちゃダメだよ
とか
欲しいものない?
とか
貧弱そうな僕だからいつも心配してくれる。
『欲しいものはね、毎年同じ。
こうやって、話してくれること』
って言うと
彼女はとても残念そうにする。
とても簡単に思えるけど
目に見えないものだからとても難しいことだと思うんだぁ。
人の心は、変わるからね。
これからも、話してくれるだけでいいのでっす。
何よりの、チカラになるからね。
贅沢だよぉ
いつもありがとう。
体もね
冬にストールをプレゼントしてくれたでしょ、
バイクに乗る時に使ってるからね
寒くないよ
とってもあったかいよ
ハンドルを握る彼女の手は、
小さくて細くて真っ白。
次に会う時は、日に焼けてるかな。
またね、
話そうね。
あ、満月だぁ
みんな、見てるかなぁ
さぁ帰ろう~
明日もまた、ストール巻いてバイクに乗るよぅ
彼女は彼女らしく
いられるように見守っていたのだけど
護られているのは僕の方かな
もっと強くたくましくならなくっちゃ
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